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カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2012年1月20日 (金)

「自分のため」でなく「誰かの幸せのため」――震災を機に広がる日本人の新しい生き方 瀬戸内寂聴 稲盛和夫「“利他の心”が 日本を変える」

(SAPIO 2011年12月28日号掲載) 2012年1月16日(月)配信
文=瀬戸内寂聴 稲盛和夫

「自分のため」ではなく「誰かのため」に生きよう。
 そんなメッセージを込めた本が話題を呼んでいる。

『「利他(りた)」人は人のために生きる』。
作家の瀬戸内寂聴氏(89歳)と京セラ名誉会長の稲盛和夫氏(79歳)の対談をまとめた同書は2人の仏教者が震災後の日本人の新しい生き方を探る内容になっている。

 なぜ今、「利他」なのか?
 新刊の中から、心に染みる名言を紹介したい。

「自分が楽しむ『利己的』消費から、節電や社会貢献に繋がる『利他的』消費への関心が高まっている」

 電通総研が11月下旬に発表した今年の注目商品ランキングは、日本人の“心の変化”を端的に表わすものとなった。
LED電球(2位)、ハイブリッドカー(7位)、扇風機(9位)……新たに上位にランクされたこれらの商品は、節電や社会貢献に繋がる一方で、既存品より価格が高かったり、ユーザーに我慢を強いる商品だ。
こうした「利他」的な消費行動には、「自ら進んで『日本の未来像』に関与していこうとする当事者意識の強まり」があると同総研のレポートは指摘する。

そもそも「利他」という考え方自体は古く、仏教の教えの一つとして浸透したものだ。
「【利他】(1)他人に利益となるように図ること。
自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
(2)仏語。人々に功徳・利益(りやく)を施して救済すること。
特に阿弥陀仏の救いの働きをいう」(デジタル大辞泉より)

「利他」の精神は、瀬戸内氏が帰依した天台宗では「忘己(もうこ)利他」とされ、出家者に求められる義務の一つとされる。

〈天台宗では「忘己利他」という言葉があります。
「忘れる己」と書いて、それは普通に読んだら「ぼうこ」だけれども、天台宗では「もうこ」と読むんですね。
それに「利他」が付いている。
日本天台宗の宗祖、伝教大師最澄の「山家学生式(さんけがくしょうしき)」という論文の中に「好事は他に与え、悪事は己に迎え、己を忘れ他を利するは慈悲の極みなり」という教えがあります。
自分のことは置いておいて、とにかく人のためになるようなことをしましょうっていうことです〉(『利他』より引用。以下同)

 長引く不況の中、営利よりボランティアや介護といった社会貢献活動への関心が高まっていたが、今年になって、「利他」という考え方が急速に注目されるようになったきっかけは、やはり3月11日の東日本大震災だろう。

 新刊の中でも、稲盛氏が震災の印象をこう語っている。
〈震災直後の被災地で最も印象的だったのは、被災者の皆さんの姿です。
食料やガソリンなどの物資が不足して、日々困窮していたにもかかわらず、略奪や暴動が起こることもなく、秩序を守って忍耐強く行動しておられました。
あれやこれやと不平・不満を言う前に、助けに来てくれたボランティアや自衛隊、警察、消防の隊員たちに感謝の言葉を伝え、地獄のような現実を前にしても、人間性と礼節を失わなかった。
阪神・淡路大震災の時もそうでしたが、今回の震災でも、毅然と行動する日本人の姿が世界中から称賛されました。これは、日本人の一人として、ほんとうに誇らしいことでした〉

瀬戸内氏は、今度の震災で亡くなった犠牲者たちこそ、仏教的な愛=「慈悲」の典型だとして、「代受苦(だいじゅく)」という仏教の考え方を引く。

〈仏教の言葉に「代受苦」というのがあります。
「獄苦(ごっく)代受」とか「大悲(だいひ)代受苦」とも言いますけれども、ほかの人に代わってその苦しみを全部自分が引き受ける、という意味です。
菩薩様やお地蔵様の慈悲を指しますけれども、(中略)そういう(今度の震災で亡くなった)犠牲者たちは、ほかの人に代わって死んでくれた、
私たちの苦しみを引き受けて死んでくれたんですよ。
だから、ほんとうに貴い人たちなんです。
ですから、生き残った私たちは、亡くなった方たちへの感謝を絶対に忘れちゃいけないんです〉

 被災者が身をもって示してくれた「利他」の精神。
それは、大震災や今なお続く余震、原発事故の余波の中で、不安と鬱屈を抱える多くの日本人にとっても新たな指針となる。

 稲盛氏は、一人の老師から聞いたこんな逸話を披瀝する。
〈実は地獄と極楽は、見た目だけからしたらそれほど違いはないそうなんです。
どちらにも大きな釜に美味しそうな「うどん」が煮えている。
そして、みんなが一メートルもある長い箸を持っている。
地獄の住人は、われ先にと箸を突っ込んで食べようとするんですが、箸が長すぎて自分の口にうまく運べず、そのうちに、他人の箸の先のうどんの奪い合いを始めてしまう。
結局、ちゃんと食べられなくて、うどんを目の前にしながら、誰もが飢えて痩せ衰えている。
ところが極楽では、誰もが箸で掴んだうどんを、向かい側の人に先に食べさせてあげている。
だから全員がうどんを食べられて、満ち足りているというんです。
このたとえ話というのは、実に含蓄のある面白い教えだと思います〉

「他を利する」には己の欲を抑えなければならない。
2人は今こそ、「足るを知る」思想が必要だと説く。
〈お釈迦様が言われた、「ほどほどにしなさいよ」という精神、すなわち「足るを知る」ということをもう一度、みんなで考えたほうがいいんじゃないかと思うんです。
(中略)仏教の「六波羅蜜」という六種の修行の方法の一つに、「忍辱」というのがあります。
苦しみや侮辱にも耐え忍んで我慢する、ということですね。
(中略)こういった耐えるということによって、もう少し心安らかな、穏やかな社会に変えていけないものかと思うんですね〉(稲盛氏)
〈今の人たちは、楽をしたいということばっかり言う。
ほとんどの不平不満は、楽じゃないから怒っているんですよ。
その楽っていうのは、自分の欲望が肥大していて、その欲望を全部満たそうとするから、腹が立つんですよね。だけど、欲望が小さかったら、ああ、これで十分、ここで幸せと思うじゃないですか。
だから、仏教は欲望を抑えなさい、ということを教えているんですね〉(瀬戸内氏)

 震災を機に広がる「利他」の思想は、これからの日本人の生き方を変える潜在力を持っている。
だが、「利他」の成就は思いの外、難しい。「利他」と「利己」は紙一重という。

〈世の中はもっと複雑で、いくら善いことをしても、生きているうちにその報いなんて返ってこないんですよ。
そういうものを期待しないで、善いことをしなさいと。
それが、無償の行為なんですよね。
とにかく、「他人に善いことをしたら、自分にも善いことが返ってくる」なんて思うのは、もうすでに、善い報いを期待している、利己的な考えでしょう? 
そうじゃない。自分のために何かを期待したって駄目なんです〉(瀬戸内氏)

 日々「利他」を実践し続けているからこそ響いてくる、2人の言葉に耳を傾けたい。

2011年6月 2日 (木)

27日発売の「週刊金曜日」に連載中の「東京電力の正体(3)」で東電の南直哉元社長を役員にするフジサンケイグループ」が掲載されました。

フリージャーナリストの横田一さんからのメールの転送です。(6月1日)

ここから=======
27日発売の「週刊金曜日」に連載「東京電力の正体(3)」で南直哉元社長を役員にするフジサンケイグループ」が掲載されました。原発事故の情報隠しで辞めた東電の南直哉元社長がフジサンケイグループの監査役になって5月に留任したことを紹介。フジサンケイグループ主催の地球環境大賞で、送発電分離を阻止、自然エネルギー普及・拡大を阻んできた東電が「自然エネルギー普及に貢献したエコ企業」と評価された”逆転現象”も紹介。
この背景に、記者の子供を入社させている東電の便宜供与の実態紹介しました。なお東電内では、コネ入社社員は”不良品”と呼ばれています。
また今日発売の月刊誌「選択」では、罪深き官僚として原発事故の賠償金を電気料金値上げなどに転嫁する東電に甘いスキームを作成した中心人物・北川慎介総括審議官(経産省)を紹介。古賀茂明氏(経産省大臣官房付)が作成した東電に厳しい破綻処理策(古賀ペーパー)をつぶす役割をしたとも紹介しました。

ここまで=======

2011年6月 1日 (水)

小出裕章さんの最新刊をご紹介します♪

小出裕章さんの最新刊をご紹介します♪
●『原発のウソ』扶桑社新書094 

危険性を訴え続けて40年
“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖
“安全な被曝量”は存在しない!原発を全部止めても電力は足りる!
福島第一は今後どうなるのか?
原子力に関するさまざまな疑問に“いま最も信頼されている研究者”
がわかりやすく答えます

【著者】 小出裕章(京都大学原子炉実験所 助教)
【定価】 777円(740円+税)

【発行日】 2011年6月1日
 新書判、184ページ

【発行】 扶桑社
     〒105-8070 東京都港区海岸1-15-1

【販売】全国の書店、Webサイト・アマゾン


● 《2時間でわかる 原発の危険性のおはなし》 
 小出裕章講演録 『原発計画30km圏内の光市民として』
 
 原子力安全の専門家・小出裕章先生(京都大学・原子炉実験所)が、
2009 年6 月に山口県光市民ホールで講演された内容を冊子として出版
しました。

 原発についての基礎知識とともに「原発の危険性」について、とても
わかりやすく説明されています。いろんな立場に関係なく、1人でも多くの方に聴いていただきたい内容でしたので、講演会のお話をそのまま文字にした冊子、という形にしてみました。

 原発はいらない!と思われてる方だけでなく、原発は必要なのでは?、
よくわからないと思われている方も、大切なことをぜひ知ってください。
<目次>http://www.happy-island.net/koide_index.pdf

【定価】 500円(477円+税)

【発行日】2011年3月9日
B5判、カラー、48ページ

【発行・販売】 ハッピーアイランド企画
         〒743-0022 山口県光市虹ヶ浜3丁目11-2
http://www.happy-island.net/

【注文&お問い合わせ先】
 ハッピーアイランド企画  〒743-0022 山口県光市虹ヶ浜3丁目11-2
 E-mail  books@happy-island.net  FAX 0833−48−6721

*希望商品名、希望冊数、郵便番号、住所、氏名、電話番号をお知らせください
*商品発送ののち、定価+送料を、お振り込みいただきます

*あるいは祝島ホームページの通販コーナーでも販売中です!
http://www.iwaishima.jp/

<小出裕章さんプロフィール>
 京都大学原子炉実験所助教。1949年生まれ。研究分野は原子核物理学、原子力学、環境放射線解析、原子力安全放射性物質の環境動態。
原子力の専門家としてそのリスクや問題点について精力的に取り組む。
伊方原発訴訟住民側証人。
著書に『放射能汚染の現実を超えて』『隠される原子力・核の真実』など。

2011年5月19日 (木)

『叶う夢だから 心に宿る』

皆さん、おはようございます。
浅川@市川のマグマ大志です。
Facebookの友人の素晴らしい書き込みをご紹介しますね♪
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あなたの心のドアをノックする夢がある。 
何回も、繰り返し繰り返し心のドアをノックする。
それはあなたが夢を実現したい、というだけではありません。 
宇宙がこの夢を実現するにはどうしたらいいか?  
どんな人とどんな人達が協力し合うとその夢が実現するのか?  
宇宙がその夢を実現してくれる人たちを指名している。
その夢が実現したら、どんなに多くの人が喜んでくれるのか?  
数えきれないくらいの人から笑顔があふれてくるのか?  
幸せな人がますます増えてくるのか?  
想像できますか?  
想像できるとしたら、それは宇宙があなたを指名して、 
『多くのステキな仲間と共にその夢を実現したら楽しいよ』  
とあなたの心のドアをノックしているのに違いありません。
私たちが今、目にしているものはすべて宇宙からの贈り物。 
私たちが今、目にしている商品、製品、サービスは、 
すべてかつて、それが創りだされる前は誰かの頭の中にただアイデアとしてあった夢のかけら。 
このパソコン、インターネット、携帯電話、そして車もエアコンも時計も電気も  
すべてかつて誰かの頭の中に生まれた夢。
あなたの頭の中に浮かぶアイデアを、 
あなたの心のドアをノックする夢を、 
大事に育てよう。  
そして仲間と共に切磋琢磨しよう。  
そのアイデアが10人、100人、1000人・・・・数えきれないくらいの人に幸せを運ぶことにきっとなる。 
 
『叶う夢だから 心に宿る』

☆☆浅川博之☆☆☆☆☆
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2011年5月11日 (水)

電力会社からの「口止め料3億円」を断った科学者のこと

皆さん,高木仁三郎(かたぎじんざぶろう)さんって科学者をご存知ですか?

今,発売中の週刊現代の記事で,
『電力会社からの「口止め料3億円」を断った科学者がいた』として,紹介されている
科学者です。

「35年以上前から今回のような大事故は起き得るのだ,と,62歳で大腸がんで亡くなる
まで警鐘を鳴らし続けた」筋金入りの反原発のシンボルでした。

『‘79年のスリーマイル島原発事故が起きた当時,民間の「原子力資料情報室」専従世話人として活動していた高木氏のもとに,原子力に関する業界誌の編集長兼発行人が訪ねてきた。その人物はこう切り出した。
(「今の原子力べったりのエネルギー政策では駄目だ。電力会社や通産省の内部の若手にもそう思っている人がいる。そういう人を集めるから,あなたが研究会を主催してくれないか。私はX社のY会長と親しいから,とりあえず三億円をすぐに使える金として用意してもらった(略)」
 これは彼らの側の私を取り込むための誘惑に違いなかった。それにしても三億円とは!
しばらく考えさせてくれと言って別れ,それ以上はもう会わずに,電話で断った。誰にも相談しなかった。
 3億円(現在だったら100億円くらいに相当しようか)という話は,後にも先にもこの時限りだが,もう少し小額の金にまつわる話はいくつかあった)

高木氏は【大学という象牙の塔を飛び出し,「市民のための科学」を追求して,わかりやすい言葉で原発の危険性を説いた】そうです。
原子力推進派には彼の「わかりやすさ」が脅威だったのでしょうね。

折りしも,僕が会社の仕事で編集している「ほほづゑ」という財界文芸誌の夏号(7月1日発売)で,高木仁三郎氏の本を書評として取り上げた方がいるので,許可をいただいて,皆さんにいち早くシェアさせていただきます。

========
ほほづゑ夏号 書評(伊藤満州雄:いとうますお←伊藤博文のお孫さん)
高木仁三郎著 「核の世紀末」 
今回の東京電力福島第一原発の事故は、この原稿を書いている五月連休の時点でまだまだ非常に危険な状態にある。
世界中の支持を受けてメルトダウンは漸く防げそうだし、菅政権の対応も散々貶されながらもどうにか保っているという風に見受けられる。
日本のマスコミ(含むNHK)の菅体制への評価はきわめてきびしいが、そのマスコミが体制に依存しすぎていると海外のマスコミから批判されているような状況だ。

世界にはめちゃくちゃに出来る人たちがいる。
…原子力関連で出来る人たちと云えば先ずレントゲン、次いでマリー・キューリー、途中飛ばしてオッペンハイマー・・・そして現代の高木仁三郎氏だ。

高木氏が1990年代に書いた著作に、福島第一原発の事故を完全に予言しているのを読むと戦慄さえ覚える。
高木氏は1938年生まれ。
今存命ならば73歳だが2000年10月に大腸ガンでなくなった。
原子力の分野では巨人として世界に認められた存在である。
高木氏の「核の世紀末」(1991年発刊)は最初の1ページからひきこまれてしまう。

高木氏の数多くの著作のうち「科学は変わる」(1979年発刊)という本がある。
その本のあとがきで氏は「現在の科学のあり方は、根本的に変わっていくべきであり、またそれは十分可能である。その際には、科学の専門家たちの態度よりも、むしろ広範な大衆の態度がその方向を決めていくだろう、というのが、ひと口に言った場合の私の考え方です・・・」という。

以上です。

参考URL:

1)今週の週刊現代(絶対買い!です)
●総力特集 この国は電力会社に丸ごと買収されていた
■原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ
http://online.wgen.jp/

2)「核の世紀末」
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ISBN=4540910922

3)「科学は変わる」(古本しかないようです)
http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AF%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E2%80%95%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%B9%E5%88%A4-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%95%99%E9%A4%8A%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E4%BB%81%E4%B8%89%E9%83%8E/dp/439011199X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1305096992&sr
=8-1

4)原子力資料情報室
http://www.cnic.jp/

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